Java技術者が.NETプロジェクトに入るということ

ある人にお願いしていた,とある機能の実装について,3日程度で終わるかな?と思っていたら3週間かかってて(うち1週間はGWだけど),今日進み具合を確認すると当人は完成と言っているけれど自分から見ると完成度は20%くらい?まるで話にならない.
そんなわけでPMに相談してみました.でも手伝えそうな人はいないみたい.1人だけ,これまでJavaをやってて4月からうちのプロジェクトに配属になった人がいて,さてどうなのよ?ってことになりました.
Javaをやっている人はC#もすぐ使えるようになる……というのは正しいとも間違っているともいえない.とっかかりは問題なくても,ある程度難しくなってくると通用しないこともあるし(この辺の事情はhttp://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20060426に詳しい),でもそこまで極端でなければ大丈夫な気もする.
その人が普段どのようにJavaに接していたかによるんじゃないですか?と答えてみました.たぶん表層的な知識のみで仕様書渡されて1メソッド300ステップとかを平気で書いていたのか,それとも常日頃から良い設計・コーディングとは何なのかを考え,本を読み,工夫を積み重ねてきたのか.後者であれば,少なくとも自分のプロジェクトのレベルであれば問題ないんですけどね.


ところでちょっと話題は変わるけど,後者の生き方をしてきた人って,人生においては大抵損をしそうな気がします.自分の納得のいくものを作るのは結構大変な場合が多いし,達成できなかったとき(時間的な制約が大半だと思うけど)の無力感も相当なものだと思うんですね.それでも自分は後者を選択するでしょう.これは性分なので仕方ないです.