ソフトウェアのプル生産

http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2005/08/post_4db5.html
より.


なるほどね〜.ウォーターフォールならぬ,鯉のたきのぼりみたいなものですね(なにかちがう?).問題は,顧客が書くストーリーカードと受け入れテスト,ってところかな?どちらも顧客が書いてくれるなら問題ないのですが,現実としてはなかなか書いてくれないでしょうから(だからこそ,現状を変えていこう!という意思表明なのでしょうけど).
それと,読まれない仕様書については,読みもしないのに顧客から要望されるケース,契約時に納品物件になっているケース,ISOやら標準化プロセスみたいなのを強制されるケースもあって,頭が痛いですよね.


自分自身の考えとしては,やはり実装に入る前の最低限の仕様書は必要だと思います.最低限……の線引きが難しいのですが.特に複数人で設計書を書く場合には,いかに(粗めに)粒度を揃えるか,というのがポイントになりますね.下手にレビューなんかしたりすると,変なところで粒度が細かくなる(本質的なところは粗いまま),なんてことがあるので厄介です.