Enterprise Library

Enterprise Library Index - @IT
をもとに、Enterprise LibraryのインストールとData Access Application Block(DAAB)の
サンプルを動かしてみました.


インストールのほうは、ほとんどOKボタンを押せばいいだけ状態.
DAABも記事にあるとおりに試したら特にトラブルもなく、おかげでいろいろ試せました.


というわけで感想ですが...
DAABについていうと、まあこんなものなのかな...と.


記事に書いてあったメリットは、

  1. データソースへの接続情報の隠ぺい
  2. シンプルなインターフェイスによるコード記述量の削減
  3. データソースの抽象化

ですが、1.については隠ぺいってほどでもないような気が.
別にこれまでだってweb.configに記述したものを使用するようにしていたわけで、
コーディング上に現れないってことでいえば2の主張とかぶってるような.
2.については、たしかに若干少なくなっているような気がする……けど、
それほど劇的にって感じでもないです.
パラダイムが変わってるわけでないので、とっつきやすいというところはありますが.


3.は確かに説得力あります.実際問題としてデータベース製品そのものが
変更になる可能性は少ないですが、それでも汎用的な形で記述できるのは
なにより気持ちがいいですね.
こういうのを自作しようとすると、労が多いわりに見返りが少なくがっかりするので、
出来る限りこういうのを利用したいものです.


次回はLogging and Instrumentation Application BlockとException Handling Application Blockとのこと.
どちらも大変興味深いです. 連載前に予習しとこうかな.