OCP(Open-Closed Principle)について(1)

オブジェクト指向って、手続き型とは若干考え方の枠組みを変える必要があって
(いわゆるパラダイムシフトってやつ)、それが普及を妨げている一番の理由だと
思うのですが、ほかに一見哲学的にも感じられる独特の表現のために
気後れしてしまう、というのもあるような気がします.


OCP(Open-Closed Principle)は、日本語で開放閉鎖原則といわれますが
・・・もうこの時点でびびってしまうわけです.

開放的(open)であると同時に閉鎖的(closed)であるモジュールを作り出さなければならない.

と、Bertrand Meyer先生がおっしゃってますが・・・う〜ん.


(そうか!オブジェクト指向って、大先生が大勢いすぎるってのもありますね.
手続き型ならせいぜいダイクストラ先生とK&RとWirth・・・まあ、それなりに
多いですが、オブジェクト指向ほどではないような気がします.
書籍とか全然読みきれません)


さて、なぜこんな話を始めたかというと、やはり仕事のはなしです.
職場でそんな話になって、あれ?って思うことがあったので.
以下、次回に続きます.